もう一つの家族ができる場所
室屋春花(旧性:戸塚)
もう一つの家族ができる場所。それが花浄院です
入社したきっかけ
実を言うと、過去の私はお葬式の仕事に対して、あまり良い印象を持っていませんでした。 高校生で祖父母のお葬式を経験したとき、このお仕事は「大切な人を連れて行ってしまう人達の仕事」と感じたんです。 花浄院へ入社したのは、就職活動で合同説明会へ参加したことがきっかけになりました。 葬祭業は暗いイメージだったのに、とても明るくて、社員の方々が活き活きと自社のことを語っている姿に驚きました。 さらに、その場に社長もいて社員との距離がとても近いことに心からときめきを感じたんです。 もともと、感情のコントロールが苦手な私は、この業界には向いていないんじゃないか、 という不安もあったのですが、とても温かな社風に触れ、 この会社だったら理想のお別れの時間を実現できるかもしれないと感じ、入社しました。
入社してみて
入社してからも「自分はこの業界に向いていない」と心のどこかで思っていて、 何かうまくいかないことがあっても素直な気持ちで向き合えずにいました。 そんな時にいつも、先輩や同じ店舗の方々が「大丈夫?」と声をかけてくれて、 自分のことを大切に考えてくれている仲間がいることに心が温かくなり、 きちんと仕事に向き合おうと思うことができました。 加古川でお亡くなりになった故人様のもとへ、親戚が13名、九州からお見えになりました。 親族でお食事をされているとき、私のことも呼んでくださり、故人様の思い出話をとても楽しそうにお話してくださいました。 家族の一員のように接していただき、笑顔いっぱいにお別れの時間をお過ごしになるその空間があまりに素敵で、涙が溢れてきました。 それからお客様を担当させていただくときは、ご家族の一員だという気持ちで向き合うようことを大切にしています。 自分のおばあちゃんだったら、どのように感じるだろうか。どんなことが前向きなお別れの時間に繋がるだろうか。 そんなことを考えながら、お声がけをしています。 ある日、お葬式を担当させていただいたお客様様から「火葬場での食事、一緒に食べたかったわ」と お言葉をいただくことがありました。家族の一員のように感じていただけることに嬉しい気持ちがこみ上げてきました。 花浄院にはアットホームなお葬式というコンセプトがあります。お客様からアットホームなお葬式ができた。 と言っていただけると、大切にしている想いをお葬式を通じて感じてもらえたことにやりがいを感じます。
私の夢
お客様や職場、いろんな場所にもう1つの家族が増えています。 家族の一員として、アットホームなお葬式が実現できるようにこれからも頑張っていきたいです。