兵庫県でも神戸市を中心としてコロナウイルス感染者が多くいらっしゃいました。
徐々に落ち着いてきたと言えど、まだまだ油断できません。
コロナ禍におけるお葬式は、一般葬よりも家族葬や一日葬などといった小規模の葬儀を選ばれる方が増えています。
葬儀社の対応について
感染防止対策
コロナウイルスの影響によって、大規模な葬儀はほぼ行われていませんが、親族が亡くなった場合は葬儀を行わなければなりません。
感染拡大の影響で、少人数に絞ったとしても遠方から参列する親族もいらっしゃるので、兵庫県内の各葬儀社では徹底した新型コロナウイルス感染拡大防止対策や取り組みが実施されています。
たとえば、スタッフは全員マスクを着用を徹底し、アルコール消毒など除菌作業をこまめに行っています。
また、ホールや入口などの各所にアルコール消毒液の設置、定期的な換気などを行うことで、館内における感染症拡大防止に努めています。
さらに、参列者もマスクの着用を徹底していただき、発熱がある方・体調不良の方は参列を控えるように促されるケースも多いです。
席は間隔を空ける、お茶出しは控えてフリードリンクにするといった対策をとっていることもあります。
基本的に葬儀は参列者全員参加ですが、神戸市内の火葬場でのお見送りや収骨は10名までという入場制限の徹底をお願いしていました。
出棺時のバスも、間隔を空けてご乗車いただくことをおすすめしております。
バスは密なのではないかとご不安な方もいらっしゃるかと思いますが、抗菌仕様となっていたり、換気がしっかりできる機能がついていたり、と感染対策がしっかりされているようです。
2021年12月3日より、神戸市の火葬場では人数制限を撤廃し「密を避けるためできるだけ少人数」をお願いする形へと変わってきております。
神戸市の斎場の新型コロナウイルス感染症対策としても、「三つの密」(密閉・密集・密接)を避けるため、来場される方はできるだけ少なくなるようご配慮くださいますようお願いしております。
おすすめの葬儀のプランは?
家族葬
コロナ禍と言えども、葬儀は必ず行われるものです。
家族や親しい親戚に参列いただく家族葬をご希望の方が増えてきています。
家族葬とは、家族だけで行うものと考えてらっしゃる方が多いと思いますが、家族以外の方に参列していただく場合もあります。
親戚、友人、近所の方など、家族のように親しかった方も家族葬に参列されることは多々あります。
このような親しかった方も全てお断りしてしまうと後々困ることがあります。
お声がけしなかったことで、何故お葬式に呼んでくれなかったのか、教えてくれなかったのか、最期に会いたかったのに、と責められたり、心残りに思われたりする方がいらっしゃいます。
お葬式には行けなかったけれど、ぜひお参りに行きたいとおっしゃる方もいらっしゃいます。
お葬式の後、何人もの方が別々のタイミングでご自宅にお参りにいらっしゃることで、とても大変だったというお話をお聞きします。
お葬式に参列していただくことで、皆様しっかりとお別れをすることができますし、ご自宅に何人もの方が別々にいらっしゃることも避けられるかと思います。
コロナ禍であっても、そうでなくとも、どなたにお声がけするかは悩まれるポイントかと思いますが、悔いのないお別れができますようお考えください。
新たな家族葬の形「一日葬」
新型コロナウイルス感染症が気になる方へのおすすめは告別式のみを1日で行うことができる一日葬です。
お通夜があると2日間集まることになりますが、一日葬は文字通り1日で、通夜ぶるまいや夜通し故人様の側に付き添うための宿泊も必要ありません。
最近は通夜終わりに自宅に帰り、翌朝参列する宿泊しない方も増えてきています。
花浄院では、あえて宿泊設備が存在しない1日葬専門ホールを加古川市・高砂市にてオープンしました。
神戸市には1日葬専門ホールはありませんが、従来のホールで1日葬を行うことも可能です。
お式を2部制にする
感染防止を考えると、たくさんの会葬者を呼ぶにはリスクがあります。
家族葬は10人から30人程度で行われることが多いですが、これくらいの人数がベストと考えられます。
もし、大勢のご友人の方や近所の方をお呼びしたい場合、葬儀とは別にお別れ会をしたり、2部制にしたり、1度に大勢が集まらないような方法もあります。
全てお断りするのではなく、人数を分けて参列していただくことで、皆様に悔いのないお別れをしていただけるのではないでしょうか?
ぜひ1度ご相談いただくことをおすすめいたします。
喪主として できること
マスクの着用
喪主としてもコロナ感染対策のために考慮するならば、まず葬儀社スタッフとの打ち合わせから必ずマスクを着用し、参列する家族や親族にもマスク着用をお願いし、感染対策に努める意識も重要です。
マスクなしでの会話も控えましょう。
おもてなしの形を考える
お通夜や葬儀の際は会食を行うケースが多いですが、大人数の会食を控えるという方もいらっしゃいます。
その場合、持ち帰り可能なお弁当の形で用意するか、おもてなしを贈るグルメカタログギフト「代御膳」をおすすめしております。
カタログギフトと言うと本の形を想像される方が多いかと思いますが、花浄院では高級感のある風呂敷包みのものをご用意しております。
皆様が安全に、想いをカタチにできるアットホームなお葬式ができるよう、対策しておりますので安心してご利用いただければと思います。